あいつのラーメン かたぐるま - 濁とん塩ラーメン -

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五条御前から御前通を南へ下がって徒歩5分程度のところにあるラーメン屋さん。

メニューには幻の限定20食のうるとらつけ麺がある。食べたことがない。

かの有名なあっぱれ屋の暖簾分けのお店なので人がかなり多く来るのだが席数が多いため割と並ばずに食べられることが多かったりする。

 

今回は濁とんラーメンを食べた。レギュラーメニューのこくとん塩ラーメンよりも濃厚なスープを使ったラーメン。スープだけでなく味も濃厚だった。

麺は平打ち麺でへにょへにょともちもちのちょうど間の触感。

スープやチャーシャーがコショウが効いていて食べ始めはスパイシーな刺激がまず舌を突き食欲を促進させて来る。しかも容器も濃いスープもものすごく熱いため刺激もなおさら。あと泡だて器で泡立てたスープの泡のおかげで舌触りがとてもエアリーでまろやか。なんだかいろいろな指向の違う情報が入ってきて楽しい。

食べすすめるとだんだん温度がさめて、コショウに舌が慣れてくると塩のタレと鶏白湯、魚粉の味が前に出てくる。舌で転がすと背油とは違う脂の塊のようなものと魚粉のじゃりじゃり感を感じる。

スープのあまりの濃さのため麺を食べ終わるとスープが少ししか残らないほど。そのくらい濃厚。

マニア向けメニューに書いてあったが、確かに濃いラーメンを食べなれてないとびっくりする濃さだったように思う。つけ麺のスープにでもできるくらいの濃さだった。

あと個人的にこのタイプのチャーシューが好きだ。生焼けというべきか。筋の歯ごたえがたまらない。

 

なかなかおいしいラーメンだった。濃いラーメンが好きならぜひ食べてみてほしい。

非常に個人的で申し訳ないのだが、白湯の個性がそれほど好きじゃない質で、もう少し魚粉入れてもらってもよかったかなと思ったり。